寒い冬はあったかい温泉でゆっくりしたい!と思い、東京から車で鬼怒川温泉まで行ってきました。
宿泊したのは“ジョン・カナヤが愛した渓谷の別荘”とされる「鬼怒川金谷ホテル」。
立派なホテルだけど、赤ちゃんや小さな子供連れでも大丈夫かな?
宿泊当時、子供たちは2歳と0歳11か月でした。
予約サイトでランキング上位だったことをきっかけに泊まってみようという話になったけれど果たして子連れでも快適に過ごすことができるのでしょうか。
実際に泊まってみた感想をレポートしていきたいと思います。
よかったら口コミのひとつとして参考にしてみてください。
- 客室数が少なめで食事処も大浴場も混雑せず過ごすことができる
- どの部屋も広々60㎡以上
- こだわりのごはんを個室でゆっくり食べられる
- チョコレート食べ放題
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今回の宿泊概要
宿泊時期 | 2022年冬 |
宿泊日数 | 1泊2日 |
お部屋 | スタンダード和洋室 |
食事 | 夕朝食付(ダイニング食) |
費用 | 91,300円 大人2名、乳幼児(食事・寝具なし)2名 ※幼児(食事・寝具なし)1名は3,300円 |
- 小学生:大人料金の70%
(大人と同様の食事、寝具付) - 3歳以上未就学児:大人料金の50%
(お子様向けの食事、寝具付) - 幼児1歳~2歳:
幼児(食事なし・寝具あり) 7,700円
または、幼児(食事なし、寝具なし) 4,400円 - 乳幼児 0歳:無料(食事なし・寝具なし)
「鬼怒川金谷ホテル」とは?
1978年、当時では珍しい高級旅館として開業。
その後2012年に鬼怒川温泉ホテル初代社長である金谷鮮治(かなやせんじ)をコンセプトに、リニューアルオープン。
客室数は全40室。
住所:〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1394
TEL:0288-76-0001
FAX:0288-77-3606
WEB:https://kinugawakanaya.com/
アクセス、駐車場
<電車>
鬼怒川温泉駅から徒歩で約3分。
鬼怒川温泉駅から送迎車あり(約2分)。
<車>
日光宇都宮道路今市ICから約25分。
駐車場あり、宿泊者無料。(30台)
ウェルカムサービス
到着するとすぐに荷物を運んでいただきチェックイン。
手続きを待っている間にウェルカムドリンクと生チョコをいただきました。子供の分のチョコやジュースも用意していただけたので2歳の息子はにっこにこ。
建物の外観や中に入ってからの印象は、新しくてきれいというよりも趣があって立派という感じ。
ところどころにこだわりのインテリアが置かれとても素敵です。見慣れない暖炉に子供は「あれなーに?」と興味津々でした。
豪華なラウンジでは到着時だけでなく、営業時間内であればコーヒーや紅茶、ソフトドリンクが無料でいただけるそうです。
(営業時間:午前8時〜午後9時30分)
お部屋
すべてのお部屋がリバーフロントとなっておりテラスからは鬼怒川を一望することができます。
が……低層階からは川をしっかり見られるかというと正直そうでもなかったです。
お部屋の位置がよくなかったのかな?
ただ、この日は少しだけ雪も降っていたこともあり子供たちは外を眺めていつもとは違う雰囲気にご機嫌でした。
「スタンダード和洋室」に宿泊
今回泊まったお部屋はスタンダード和洋室。
12帖の和室と4帖の広縁、さらに6帖の寝室にはセミダブルサイズのベッドが2台設置されており子どもと一緒でも広々寝ることができました。
和洋室なので布団を敷いて寝ることもできるのかなと思い確認してみたところ、布団を利用する場合は別料金となるそうです。(宿泊当時は+6,600円)
入口で靴を脱いで入るのはすべてのお部屋で共通なので赤ちゃん連れでも過ごしやすいかと思います。
くつろぐスペースと寝室を扉で仕切ることができるため、子供が寝た後もテレビを見たり、食後にいただいたチョコレートを食べてゆっくり過ごせる点が子連れには有難いポイントでした。
また、DVDプレイヤーが貸出予約をしなくてもお部屋に備え付けとなっていて、子供用のDVDソフトの貸し出しも行っていました。
夕食(+食後のサービス)
ダイニング「JOHN KANAYA」でいただく季節変わり金谷流懐石~和敬洋讃~
いよいよ楽しみにしていた夕食のお時間。
当日まで特に案内はありませんでしたが食事場所へ行ってみると個室へ案内されました。こちらから希望は出していないので予約状況を見て子連れを優先的に個室へ案内しているようです。
子供用のイスや食器もありました。
上の子には幼児セット(+2,200円)、下の子はレトルトの離乳食(無料)をいただきました。
iPadやシールブックを用意していたので今回は利用しませんでしたが、希望があれば食事中に絵本やおもちゃの貸し出しもしていただけます。
この日はいっぱい歩いて疲れてしまったのか2歳の息子は食事中に眠くなり少々ぐずってしまいました。
ですが、広い個室を用意していただけたおかげであまり周りの目を気にすることなく食事が続けられ、ぐずった後に寝てしまってもベビーカーに一旦寝かせ、起きてから食事を再開するということもできました。
お部屋に持ち帰り可!高級チョコレートサービス
さらに、ラウンジサービスとして食後にコーヒー等の飲み物やお菓子の用意が。
お菓子は豪華なワゴンで登場して好きなものを好きなだけいただけます。
とはいえ、食後でお腹いっぱいな上に子供もおとなしくしていられないのでどうしようかな……と迷っていると、お部屋への持ち帰りも可能とのこと。
マカロンやチョコレートなど、それぞれ好きなものを選んで子供たちが寝てからお部屋でゆっくりいただきました。
チョコレートは館内にあるショコラトリーで売られているものと同じものだそうです。
そしてさすがにこれで終わりかと思っていたら、お部屋に戻るとお夜食用に稲荷寿司の用意が。
夕食を早めの時間にお願いしておいて正解でした(笑)
朝食
和洋選べる朝食。洋食はパンのおかわりも◎
夕食と同じく「ダイニングJOHN KANAYA」の個室でいただきました。
和食と洋食を選べるということなので夫婦でひとつずつお願いし、違いを楽しむことに。
洋食用のパンを「お子さんも召し上がりますか?」とお声掛けいただいたので子供用の朝食は注文せず、大人分をシェアすることにしました。
おかずも盛りだくさんだったので我が家には幼児セットを追加せずとも十分な量でした。
鬼怒川温泉駅徒歩3分。お土産屋さんや転車台は親子で楽しめる
チェックアウト後は最寄り駅の「鬼怒川温泉駅」周辺をお散歩。お土産屋さんを巡ったり、転車台を見に行ったりしました。
鬼怒川温泉駅の転車台は駅前広場に設置されていて、かなり間近で見ることができるので電車好きの息子も喜んでいました。
駅前広場には他にも足湯があったり、広いスペースがあるので子供が走り回るには最適です。
おすすめ周辺スポット -ランチ編-
寄り道ランチは「びしゃもん」のアツアツ焼うどん
鬼怒川到着はだいたいお昼頃。ということでまずは周辺のランチ情報をチェック。
今回は日光市にある「びしゃもん」で焼きうどんをいただくことにしました。
この辺りでは有名なお店のようで、11時半頃に着きましたがすでに満席。待つのが難しい場合はオープンと同時の11時には到着していたほうが良さそうです。
焼きうどんはうどんの量が選べます。
通常のものでも量が多めとのことだったので家族4人(子どもは2歳と0歳なので実質2.5人?)で「焼きうどんセット 1,150円」を二つ注文。セットにはサラダとドリンクが付きます。
結果、十分すぎる量で満腹でした。コスパ最高です。
アツアツで提供される焼きうどん。あまり馴染みのない極太平麺の焼きうどんは、バター醤油風味で香ばしくとっても美味しかったので日光や鬼怒川へお出かけの際はぜひ食べてみてください。
鉄板で提供されるので子供が触らないように注意が必要ですが、子供椅子や子供用食器の用意があり、お店の方も子供にやさしく、子連れのお客さんも多かったので気兼ねせずに利用できる雰囲気は有難かったです。
おすすめ周辺スポット -遊び編-
「東武ワールドスクウェア」はお散歩に最適
昼食後は東武ワールドスクウェアで少し遊んでからホテルへ向かうことにしました。
正直あまり期待しておらず、ホテルまでの通り道でちょうど良さそうだから行ってみたという感じでしたが敷地が広く子供が動き回っても気にならず、ベビーカーでも楽々移動できるので子連れにはよかったです。
飛行機や電車などの展示もあり、息子は予想以上に興味をもって色々見て回っていました。
また、園内にはキッズルームがあり、室内で遊ぶこともできます。授乳室や子供用トイレ、ミルクキッチンも併設されていました。
まとめ
高級感のあるお宿だったので子連れで快適に過ごせるのか不安はありましたが、「鬼怒川金谷ホテル
コロナ禍ということも多少影響しているかもしれませんが、チェックインからチェックアウトまで共通して混雑した雰囲気を感じることなく、適度に静かな空間で過ごすことができたのもよかったです。
子連れで鬼怒川への旅行を検討する際は宿泊先の候補としてぜひ参考にしてみてください。
- 客室数少なめで食事処も大浴場も混雑せず落ち着いている
- どの部屋も広々60㎡以上
- こだわりのごはんを個室でゆっくり食べられる
- チョコレート食べ放題
最後までご覧いただきありがとうございます!!